開発背景と案件概要：

本案件ではマウスなどの小型動物のバイタルデータや環境データを収集するモニタリングシステムの開発を担当いたしました。
人間の人工冬眠の実現を目指すチャレンジングなプロジェクトの中で、マウスを用いた動物実験により冬眠の基本原理を解明することを目的としています。
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基本的に本システムは研究所内での利用が想定されるためセキュリティの考慮は不要でした。一方で、ハードウェアを開発しつつ、並行して web システムの開発も行なったためデータ仕様のみならずユースケースも定まらない中で柔軟性の高い開発に苦慮しました。

そこで私たちは最初に UI 部分を要件定義し、その後 UI に合わせたデータ収集方法を検討するという方式としました。検討プロセスの中でしっかりとお客様ともコミュニケーションさせていただきましたので、成果物も充分に顧客に評価いただけました。UI を先に決めて後から機能を決めるフローは定石とは異なりますがリーズナブルな開発手法を提案できたと満足しています。

クライアント：シマネ益田電子株式会社
種別：Webアプリ(docker 利用)
担当：web API 設計&開発、画面UIデザイン、システムアーキテクチャ検討&実装
開発時期：2023年 09月 – 2024年 03月

開発実績_カバー画像_超小型インプランタブル生体制御システムのUI開発 (1)

開発実績_カバー画像_超小型インプランタブル生体制御システムのUI開発 (2)

動作の様子