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2009-10-10 ITのお話
業者を信用できるかどうかは何で決まる?
私の友人が九段下でフレンチレストランを開業します。
10月13日オープンです。また、告知しますので、ぜひご利用くださいね。
仮ですがホームページは以下です。
友人ですので、オープンのお手伝いをしております。最初は「ホームページを作ってよ」と言われていました。もちろん、OK なのですが、我々はシステム屋なので、Cool なホームページは苦手です。そこで、友人のデザイナを紹介しました。
20代後半くらいの女性です。
彼女とは以前から知り合いで、弊社が以前にホームページの作成依頼を受けた際に、デザインを担当してもらったこともあります。今年の6月に独立したので、「おお、それならばちょうど良いのでは?」と連絡してみました。
ちょっと金額的には無理を言ったのですが、彼女から快諾の返答をもらいました。
この価格でやってもらうなんて・・・・かなり申し訳無いなぁという気持ちでいっぱいです。
彼女をフレンチレストランをオープンする友人に紹介すると「よろしくお願いします。」ということになって、チラシなども含めて担当してもらえることになりました。良かったです。
そろそろサイトもお店もオープンです。デザインの作業も大詰めの時期に、その友人と話をしていると「最初、川原さんが紹介してくれたデザイナさんは若すぎたので、かなり心配でした」とのこと。
うーん。なるほどー。
新しい視点です。
正直、私はホームページ作成の値段感も知っています。
「その価格ではかなり厳しい。」
と思っていましたし、やってもらえるとすれば
「半分内職のような感じで片手間でやってもらう」
しか無いと思っていました。
そこのタイミングでちょうど、友人のデザイナが独立したのは本当に幸いだと思っていました。グッドタイミング!と。彼女のクオリティでこの価格は絶対にあり得ない!!!と思っていましたので。
#彼女がこの価格でやってくれるとは思っていなかったのではなく、市場の価格感で見て、その価格なら彼女のアウトプットレベルは通常出てこないだろうという意味です。
ただ、そういう前提は私一人のもので、フレンチレストランを開業する友人とは共有できていなかったのですよね。
私の妻も同じ事を言いました。
若いデザイナさんが、カジュアルな服装で打ち合わせに来たら「ほんとにちゃんとやるの?」と不安になる、だそうです。
うーん。非常に悩ましい。
私などは「そのフォーマルスタイルすら価格になっているなら、そのスタイル価格は支払いたくない!」と強く思うのですが。
振り返って私達。
我々は価格に見合っただけの概観をしているのでしょうか。とかく、中に目が行きがちな我々ソフトウェアの技術屋ですが、そういうところにも視点が無いとだめなのですよね。
改めて肝に銘じました。
そう思っているのに、今日もノーネクタイ。
うーん。だめかも。。。
一時期、デザイナさんのケータイが壊れて大事なタイミングで連絡が疎通になってしまいました。結局、結果的には危惧していたことが現実となってしまいました。
なるほどなぁ、と。
それでも、弊社はそうなったときをみ見越して、情報は全員で共有する(代理が利く)という方式にしているつもりなのですが。。。。ただの言い訳ですかね。