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2007-10-10 自由人blog
PS3 値下げ No.2
PS3 が値下げになりましたね。
なぜタイトルが No.2 かと言いますと以前にも同じエントリで記事を書いたことがあるからです。前回のエントリは発売前に値下げを発表したクタラギさんに対して「?」という意味の内容を書きました。
今回は「廉価版」の PS2 ソフト未対応版 PS3 の発売に対して「?」です。
「?」といいつつこれは意味がありそうです。意図としては、「既に PS2 は持っているだろうから、PS2互換は不要な機能だろう。ならその分安くしよう」ということですよね。しかも、そのおかげで「将来 PS3 は動いていても、PS2 が壊れてしまったユーザが PS2 を再度購入してくれるかも知れない」おまけ付です。いい判断だと思います。
しかし。
この記事を書くきっかけになった思いは少し違います。当初は「値下げ理由を探す為に PS2 との下位互換を削除したのでは?」と思ってしまいました。そして、その考えは当たらずとも遠からずだと思っています。
PS3 の苦戦(Wii に対して)はあらゆるメディアが広く伝えるところです。そこで堂々と価格競争を挑んでは将来の値下がりを期待したユーザの買い控えが起こり、ハードが売れず、ソフトも作られず、ソフトが無いからハードが売れないというスパイラルに突入します。ユーザには値ごろ感だけを持ってもらい、買い控えは無いようにしたい・・・という Sony さんのぎりぎりの決断が「PS2 機能の削除」では無かったかと思うのですよ。
だから、つまり、・・・なにが言いたいかと言いますと。
PS3 は今年の年末商戦で売れなければ3月にももう一段の値下げがあると思いますので、私は待ちます、という宣言がしたいだけです。