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2007-6-8 父親blog

足し算

1+1 =2
2+4 =6

足し算です。うちの娘(4歳4ヶ月)ができるようになりました。と言っても指で足し算を実行し、その後数を数えることが出来るようになりました、という話なのですが。

「ぱぱ、1たす2はって言って!」
「はい、はい。1たす2は?」

(・・・・沈黙10秒。なぜか娘は指の足し算を机の下で見えないようにやります)

「3」
「すごいー」

今朝の会話です。
ちょっと高度な問題、例えば「2たす7(7が片手で表現できないため)」も計算できました。それでも「6たす7」はできません。「お指がたりないよー。」と言って笑っています。マシンに直すと3ビットマシンですね(10までしか演算できないから)。いや、減算や乗算、除算ができないので3bitマシンでもありませんね。PC88 以下です。
#88 は 8 bitマシンでしたよね?確か。

それにしても、これほど高度に言葉を操るのに数字が操れないのはなぜなのでしょうね。我々は仕事柄直ぐに数値に直して考えてしまいますが、そもそも人間の思考回路、記憶構造は数値で表されるようなものではないのかもしれません。脳内のシナプス間をイオン(電荷)が移動することで情報を制御していると考えられていますよね。だからコンピュータの世界と脳内は同じような構成だと単純に考えてしまいそうですが、それらは同時並列で行われていて現在のコンピュータの主流であるノイマン型の考え方では表現できないのかもしれません。そういうことものほほんと考えながら今朝は娘の相手をしていました。朝食を食べながら(彼女は全然朝食をまじめに食べません。コラ!)。

「3たす4」を演算した後に「4たす4」の演算をする場合、最初から4という数字と4という数字を足し合わせるのではなく、前回の演算結果に1を足せばよいんだと気がついたのは何時頃なのでしょうか。そしてそれを特別意識することなく実行できるようになったのは何時頃からなのでしょうか。その思考回路はどうやって形成されるのでしょうか。子供を見ていると興味が尽きませんね。楽しみです。

あまり早く大きくならずにじっくりのその成長過程を見せてください。>娘
いや、私がじっくりと見ておいてあげなきゃだめですね。