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2019-9-23 遊学
イギリス行ってきます
45歳になりました
2019.9.13 45歳になりました。
あまり誕生日を公開するとよくないですかね。なんだろう、セキュリティ?、プライバシー?。
あまり失うものも無いのでいいでしょう。(笑
さて、本日、イギリス行きの飛行機に乗っています。目指すはマンチェスター。
何をしに・・・・?遊学、です。今日から半年間。この歳で。会社を皆さんにあづけて、です。
なんで、このタイミングで遊学をするのか、そこで得たものは何だったのか。
後日振り返るために、記録を残していきたいと思います。今後は少しこの blog もこまめに更新していこうと思います。
いつもながらどこまで続くかわかりませんが・・・・、みなさまよろしくお願いいたします。
さて、まずは、「なぜ、このタイミングで遊学をするのか」ですよね。
初回としては、そこを記録できれば、と思っています。
まずは経緯を。
ferix という会社を興してから 15年になりました。前職で5年ほど働かせていただきましたので、社会人歴は20年になりました。
神戸で、世の中を斜に構えて「自分はなんでもできる」「でも、勉強なんてなんの役にも立たないからやんない」とやんちゃに思っていたお子ちゃまもそろそろいい年になりました。子供も、高校生になっています。
45歳になりましたが、これから65歳くらいまで、約20年くらいは、まだまだ社会を生産する立場で支えるのだろうな、と思った時に、「今、もう一歩、この年齢で成長しておかなければ」と思ったのが最初のきっかけだったかと思います。それまでは、「会社を回す」ということに本当に精一杯で。色々な方から色々なアドバイスをいただいて、本当に心から「おっしゃる通りです」とは思っていましたが、一方で、「でもね、今はね」と思ってきました。そこから、ようやく半歩進むことができて、「その先」を考えることができるようになったのだと思います。
なぜ年齢を感じるようになったのか。きっかけは、脳作業を含む肉体的な衰えを隠しようもなく感じ始めたからかもしれません。私はずっと野球をやってきて、30歳くらいで「伸びない」ことをしっかりと感じました。35歳くらいで「なんとなく落ちている感じ」を感じて、40歳くらいで、「確実に下手になっている」とわかるようになりました。しかも、毎年極度に。それが、ここ数年は、知的作業にも年齢の影響が出ているな、と感じるようになりました。集中力が持たない、記憶力が悪くなっている、という事で感じることが多くなりました。
これから全ての単純能力がくだり坂の人生で、あと20年どうやって、今まで以上に会社に、社会に貢献していくのか、と思った時に現状に危機感を感じました。もっと自分が成長しておかないと、と。そして今らならギリギリ「自分の成長」を目指せるんじゃ無いかと思ったのです。何かをしなければならない、今始めなければならない、と恐怖心に追い立てられるように思ったのがそのタイミングでしたでしょうか。
やることは海外遊学でなくても良かったかもしれません。選択肢はとてもたくさんあったように思います。そこは、あの偉大な孫さんの言葉をお借りすれば「自分を追い込む必要があった」と思っています。家族から離れて、会社から離れて。
今年の4月の「中期経営計画の発表」の場で、「2020年に川原自身が遊学をする計画で進めていく」と社内に発表をさせていただきました。なんの具体性も無い話でしたので、社内的には「よくあるいつもの話」の一つとして受け止められていただけのように思います。
#同時に、「シリコンバレーに挑戦する Android エンジニアの募集」をさせていただきました。
こちらはどちらかというと、期間、行き先、やる事が決まっている具体的な話でしたが、社内のどなたかからも応募はありませんでしたね。。。(笑
遊学の滞在主目的を語学研修において検討をしていました。一番、やりやすいかなと思いましたので。ここはあまり深くは検討していません。
来年の春からの準備をするには、7月くらいには準備を始めなければというのを聞いて7月に初めてみました。コーディネータさんの話を伺うと、やはり7月末にはいくつかは決めないといけないことがある、という話でした。ですが、案の定業務が忙しくて・・・・。で、8月に入ってしまって慌てて色々検討してみると、半年後に会社や社会がどうなっているかわからないのに何も決められない、という壁に当たりました。それこそ、「遊学なんかしている場合じゃないよね?」ということは容易に考えられる・・・。
そんなこんなで悩んでいると、「イギリスなら visa 無しで半年勉強できるので、9月からでも遊学可能」といただきました。今年なら(ある意味)会社が、社会が安定しているかな、と思い始めていたのでまさに渡りに船の提案でした。一人で検討してみた結果だと、go でした。ただ、これをどうやってみんなで検討するか。1週間ほど、社内幹部に連携して検討して、結果全社員さんに確認して決めようと決めました。で、結果、「行ってきても良い」の全員一致でした。
#帰ってくるな、もありましたけど・・・。
その投票の結果、現実味が増したので本当に悩みました。誰にどんなご迷惑、マイナスの影響が出るのかな・・・、と。色々考えましたしたが、人生のラストチャンスと思って挑戦させていただく方をとりました。ご迷惑を、ご負担を、期待を裏切ってしまっている皆様、すみません。
今回の遊学は、自分自身「岩倉使節団」に重ねています。(笑
それくらいの成果を持って帰らないと、そして、残った会社のメンバには暫定政府ほど、すごい成果を出してもらいたいと思っています。
遊学のゴールに関しても思うところはありますが、今はあまり書くようなものでも無いかもしれません。
なんとなく思っていることは、ファイナンスやチームビルディングも勉強できればな、と思っています。
そして、日本と一緒に仕事をやろう!という仲間を見つけることができれば。
自分に期待しています。自分にビビってもいます。
とにかく楽しみます。楽しんで成果の最大化を。
では、みなさん、また明日。
写真は、最初にとまったマンチェスターのホテルです。ただのスナップショットなのに映えるなぁ。