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2006-12-28 自由人blog

心が動いた二つの話

ちょっと心が動いた二つの話があります。
どちらも本日の記事。

巨人の工藤選手がアリゾナでトレーニングを開始したそうです。そこに娘さんもついて行っているそうです。工藤選手の「復活にかける思いに、長女遥加さんが食事係兼、洗濯など家事一般兼、通訳などサポート役を買って出た」らしいです。凄いですね。素晴らしい。

そして、その行動に対して、遥加さんの答えが素晴らしい。
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同じことをやらないと大変さが分からない。お父さんのために頑張るのは、当たり前。お父さんもみんなのために頑張ってくれてるから
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うーん。考えさせられます。
将来、私の娘は同じ事を思ってくれるでしょうか。そして、その気持ちをまっすぐに人に話すことが出来る子に育っているでしょうか。

今はとても自信はありませんが、是非そうなって欲しいものです。

もう一人は、横浜M の久保選手。
今オフ横浜では、人件費削減や不透明な強化プランに、契約保留者が続いているそうですが、久保選手も移籍辞さずの強硬姿勢を見せたらしいです。内容は「今季から700万円ダウンの、推定年俸3800万円の提示」だったそうで、それはそれで結構な金額だと思うのですが、「他クラブから興味を持たれていることもあり、今後も報奨金やプレー環境も含めた条件を譲らない構え」なんだそうです。

私が心を動かされたのは久保選手の言葉。
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これくらいの評価は当然と思うものがある。それがないなら、他のチームにあると信じてやるしかない。
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うーん。かっこいい。
もちろん、人は誰でも自分自身を計るものさしって持っていると思います。そして、皆さんそれぞれ自分自身をある程度肯定しながら生きていると思うのです。ですが、そのものさしを信じきるという行為はなかなか貫き通せるものではないと思います。

私は私達の会社が世の中に提供してうる価値を信じ切れているでしょうか。
私は私が会社に提供してうる価値を信じ切れているでしょうか。
私は私が社会に提供してうる価値を信じ切れているでしょうか。
私は私が家族に提供してうる価値を信じ切れているでしょうか。

考えさせられます。