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2024-12-31 今年の総括
10大 ニュース 2024年
さて、2024年も最後の日。12/31 を迎えました。恒例の ferix 10大ニュースを記載しましょうかね。
みなさま、マンネリではございますがお付き合いください。
ですが、今年は10大ニュースに入る前に少し与太話を。今、改めて不思議な気分になっています。
明日は新年です。あと、12時間もしないうちに。今日は大晦日。おそらく川原は例年同様年越しを起きておくでしょう。そして、その瞬間は少しジャンプすると思います。「今年も年の始まりは地球にいなかった」というしょうもない話を家族にするために。そして・・・・、明日の朝は非常に清々しい気分で起床するはずです。「さぁ、新年が始まったぞ!」と。これはなんなのでしょうか?疑うことなく50年続いています。そうです、川原ももう50歳になったのです。ものごごろっていつ着くのでしょうね?3才?5才?小学校入学?小学校中学年くらい?心理学的に、教育学的にはわかりませんが、なんとなく自分は小5くらいで、「周りを見た」という発見があった、驚きがあった記憶があります。
その「記憶がはっきりした」次期以降、クリスマス〜お正月、という日本の流れ、バタバタ感、大好きです。
そんなにキリスト教関係ないよね?という国ですのに、12/24-25 に1人でいることは非常に憚られるこの日本。家族と、友人と、できれば大好きな異性と過ごしたいというプレッシャーを社会が発するこの季節。すごいですよね。皆さんは分かりませんが、川原は12/25 が終われば「正月モード」です。浮かれてはなりません。いわゆる「年末の大掃除」という神聖(?)な儀式を通じて年末感を高めていき、大晦日とお正月を迎える。そして、お正月の圧倒的な「休日」感。何をしてもいけません。未来を語ってもいけません。ただただ無意に過ごす。一年で唯一この日だけ。余白の時間を大いに関じて、余白に浸かる日。生理現象として大晦日に寝て、翌日に起きただけなのに、静謐に包まれる日。元旦。日本の元旦。
不思議だなぁ、と思います。思いつつ・・・・、さて、そんな与太話も終わりつつ、今年の ferix 10大ニュースを書きます。
No.1 20/50
50分の20ではありません(それはゴブンノニ、やないかい!と言われそう)。20年と50才です。ferix の設立から20年経ちました。そして、川原は50歳になりました。それが2024年、です。奥さんに「3年はやれると思うから、3年全力で仕事させてもらいたい。自分がどこまでできるか見てみたい」と懇願したのが30才の時でした。2人目の子供が奥さんのお腹の中にいた時。あれから、20年経ちました。その子が生まれてきてもう19才、大学1年生になりました。まさか、20年も会社というものを経営するとは。当時は「自分の社会での評価を聞いてみたい」という気持ちの一心でした。そこには「仲間作りの能力」というのは含まれていました。ですので、仲間とやりたかった。仲間と一緒に仕事をさせてもらっていく中で、「仲間づくりの難しさ」と「仲間と仕事をする楽しさ」を知りました。そこから楽しさに没頭して20年、です。本当に素敵な仲間に恵まれて楽しい、幸せ。そんな20年を駆け抜けてきました。後述しますが、2024年も色々ありました。本当に駆け抜けた・・・と言っていい。まだまだ、ferix というチームを良くしていきたいです。そして、その中で意味のある仕事をしていきたい。ついに50歳になってしまいましたが、ferix の2024年のトップニュースは間違いなく 20/50 です。
No.2 アメリカ人採用
こういう記述をするとある意味差別になりかねないと思っています。ですが、あえて書きます。日本人では無い方と1つのチームでいることの素晴らしさ、難しさ、幸せ、を。2024年、アメリカ人の方を採用させていただき、チームメイトに迎えました。商社さん、金融さん、そしてグローバル企業さんでは当然ですよね、日本人以外って。ferix もお仕事の中では接する機会もあります。ただ、「接する」のではなく「チームメイトとして一緒に頑張る」のは全然違う。基本的な経験、価値観の違う彼の一言一言を理解し、吸収し、次の活動に活かしていく。それはかなり手探り、かつ、大変な活動です。でも、面白い。素敵で素晴らしい。我々を2段階も3段階も成長させてくれる存在です。Gaffney さん、今後もぜひずっと ferix と関わり続けてください。
No.3 マネージャ制度導入
いままで、ferix は「決める人」と「実行する人」が結構明確に分かれていました。いわゆる「決める人」は最初は川原1人です。次にちょっと組織が大きくなって、創業メンバ3名となりました。それから1名のコーポレート採用を通じて、4人(現在は1名退職して3人)となっていました。それを辞めたい。本質的にはそこには線引きはないはずと思いつづけて・・・、20年目でやっとその垣根を外しました。たった15人の組織でマネージャを4名指名させていただき、集団指導体制へ舵を切っています。これも大きな変化をもたらしました。今まで、色々なことを都度相談してはいたのですが、「マネージャ会議に川原は出席しない」を決めさせてもらったおかげで「マネージャが大事な事を決定する」という循環ができています。そして、年末の大忘年会。マネージャーのお1人が多数の「自分のクライアント」を呼んでいただき「心地良い緊張感でした」とコメントをもらったのです。これってすごい素敵な事ですよね。昨年までも我々は「貴方のお客さんですよ」と思いつつ顧客を招いていました。ですが、なんと当人はそう思っていなかったのです。それを今年は「自分ごと」として受け止めてくださった。いや、受け止めれる環境を作れた。着実に ferix は進化しているな、と思っています。
No.4 ベテラン退職
その一方で、2024年は若手/ベテラン共に退職も多かったです。2023年後半を含めますとベテラン3名、若手2名の退職でした。弊社は育児休暇の取得率も非常に高く、2023年は1年取得のメンバが4名、3ヶ月のメンバが1名いましたがその中の3名のメンバが退職しています。全員ベテランです。ferix の技術力を支える屋台骨のメンバでした。彼らの退職は数字的には大きな痛手です。算数として。ですが、人の活動というのは本当に算数ではない。ベテランメンバの退職で本当にドキドキし、ferix の技術力を心配もしましたがあっという間に回復しています。もちろん、ベテランの彼らが在籍してくれていた方がより良いレベルであったのかもしれません。ですが、逆にここまでに自由な議論や、フットワークの軽い技術吸収はなかったかもしれません。人という字は支えあって・・・は古い表現ですが、人とは本当に関係性の中で活動するものだな、と思います。今在籍しているエンジニア皆さんの技術力、相当高いですよ。
No.5 デザインチーム拡充
デザイナーを採用させていただいたのはもう7-8年前になりますでしょうか。「システム開発屋の ferix にデザインの仕事はありませんよ、でも一緒に作っていきましょう!」という話をさせていただいて join いただいた方がおられます。彼女と2人3脚、本当にデザインチームを、デザインの仕事のいただく事を作ってきました。途中、エンジニアとしてご縁をいただいた方が「基本的にはデザイナ」という方でしたのでデザインチームを増員させていただきました。そして、2024年。本格的にデザインチームとして「デザイナを募集」とさせていただきました。この方がまた素晴らしい!10大ニュースはなんとなくランキング形式なのですが特に順序の根拠はありません。何順なのか?も未定義です。その中で、No.2 のアメリカ人の方と!と負けず劣らずの ferix へのインパクトのある「デザイナーさんの採用」です。さてさて、2025年以降もたくさんのデザイナさんを採用させていただきたいですね。
No.6 松野町町長選立候補
ferix にとっての大きな変化!という意味ではかなりのインパクトですね。川原の2拠点生活先の松野町での町長選立候補。結果的には断念しました。立候補しませんでした。色々と理由はあります。また、追ってどこかで記載させていただくかもしれません。2020年のコロナパンデミックの発生から4年、1つの区切りとなりそうな出来事でした。
No.7 松野町での補助金申請多数
松野町と関わり始めて4年。その間、いい思い出しかありません。とても良い場所です。特に目黒地区。目黒に生まれていれば良かったのに、と何度も思いました。ですが、そうであればおそらく違う「川原」が生まれていたのでしょうね。こんなに破天荒ではなかったかもしれません。その松野町にどうにかして恩返しを(町長選に続く思いです)と思って年度はじめにたくさん補助金申請してみましたが・・・・・、全て落選でした。(笑
やっぱりダメですねー。門外漢な事に手を出しても。ですが、まだまだ諦めずに動いていこうと思っています。2025年の年始も1本申請してみようと思っています。
また、一方で造りも手伝わせてもらっていた「野武士」の再建も尽力しております。まだまだ「紹介する」という程度です。2025年はきちんと売っていきますよ。2024年までにひろが持参させてもらった皆さん、2025年以降はきっちり「購入」お願いしますね!
No.8 小水力発電
これ!もう、めっちゃ注力したいです。この後の川原の人生をここに投げ打ちたいほど。ですが・・・、どうにも始まらない。始めれない。どうしたものか。太陽さんが作ってくださっている地球上の水の循環、というものから「必要なエネルギーを取り出す」という仕掛けなので、めちゃくちゃ引いた視点での論理的にはめちゃくちゃ理にかなっていると思うのですが・・・・。ぜひ、近傍に「小水力発電」のニーズがある方おられましたら弊社に一報お願いいたします。
No.9 offsite MTG 2年目
完全リモートワークの ferix です。2005年の設立以来、川原は「いつもリモート」でしたが、それをコロナ禍で全社員適応しました。2020年。それまでは「出社する」ということにかなりこだわっていましたのでそこそこ思い切った方針変更でした。ですが、巷でも言われる通り「完全リモート」における弊害もあります。それを offsite MIG で相当のレベルまで払拭できたかな、と思っています。このパッケージ、外販したい。日本中の皆さんにお伝えしたい!と思うほどです。ぜひ、リモートワーク関連で悩んでおられる会社さんおられましたらお声がけください。
No.10 SAAMO
まだ2年目ですからね。書かなければいけないでしょう。ferix が誇る全天候型リラクゼーションモービル「SAAMO」さん、です。良く簡単に「サウナバス」って言われますし、なんなら企画書に「サバスが来る」って書かれています。「サバス」って固有名詞ですよ。他社の。2024年はよく走りました。特にイベントを中心に。2025年はイベントというよりももう少し別の使い方、かな。できれば、地域活性化に使っていきたい。「ちょっと来てよ」という方、ぜひ、お声替えくださいませ。
そんな感じで、2024年も終わろうとしています。相変わらず一貫性の無い会社の動きですね。すみません。
それこそ、50歳になりまして少しは時間の流れ的なものも見えるようになりました。2025年はちょっと違う動きをしていこうかな、とそんな事を考えております。お楽しみに。
過去の10大ニュースはこちらから。