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2012-8-1 父親blog

セブに行ってきました

早めの夏休みをいただきました。ありがとうございます。

諸々、調整となってしまうバタバタでしたが、今年も夏休みをいただけました。例年、ありがとうございます。

そろそろ、上の娘が「いい年齢」になってきたので、こういう旅行もひょっとして暫くお預けかな?とか思いつつ、思いっきり楽しんできました。今日から頑張ります。

セブはココ。

フィリピンです。

つらつらと旅行記など。

初日:
 出発前に片付けられる仕事を片付けようと頑張りましたー。

 いつもどおり、あんまり寝ずに出発!ところが、いきなり渋滞発生。日頃、平日に車に乗らないので「間に合うのか?」とひやひやしました。

 これで、普通に午後から出社するなんて恥ずかしい!と思いつつ焦りました。(笑

 しかも、普通に成田にいくなら通らない高速を通ってしまって・・・。最寄(と言ってもそれなりに遠い) IC が成田とは逆方向なのですよ。なのにぼーっとしてそちらへ向かってしまった。。。情けない。

 でも何とか間に合いましたよ。

出発前のご機嫌プリ。

 現地には、18時に到着。ホテルが19時でした。もう真っ暗。

現地に到着。

 そこからいきなり街に繰り出すのはちょっと怖いので、ホテルでご飯、と思ってホテルのレストランに入ると娘二人は即爆睡。なんじゃこら、と思って夫婦だけでご飯を食べたのですが、これが予想以上に美味しくない、かつ、高い。踏んだりけったりですが、まぁ、初日なんで、気にせずお休みー!また、明日から遊びましょ。

2日目:
 実は、滞在中台風が来ていて連日大雨&強風の天気予報でした。ところが、2日の朝だけは風はそこそこありましたが、海は綺麗。

こんな海でした。

 これなら大丈夫、と朝の散歩が終わってからプールに行って、一通りプールで遊んだ後、海に言ったら、もう、海は大荒れ。かつ、濁ってる。振り返るとこの朝の海だけが穏やかだったのですがそんなことは知る良しも無い川原家。まぁ、また、波もやむでしょう、と心を強く持って街へ。

 昼ごはんをマリーナモール、というところで食べました。ここの、ゴールデン カウリー、というお店が美味しかった。滞在中にまた来ようか、といいう話をして、ホテルへ。

 夕方からもざくっとプールで遊んで、夕方から今度は、セブイチオシのローカル料理のお店へ。こちらも美味しかったですよ。

各テーブルが藁葺きになっているお店でした。

 お昼のマリーナモールは、勝手がわからなかったのでホテルのタクシーで 350ペソ。夕方のお店は普通のタクシーで100ペソでした。ところが帰りにタクシーを呼んでもらうと、「バタバタに乗るか?」と言われました。フィリピンの民族的な移動手段で原付に檻みたいなサイドカーが付いて5人乗りになるやつです。

 「それは面白い!」と思ってお願いすると、150ペソ。んなばかな。なんでそんなぼろぼろで、そんなに高くなんねん、と思いましたが、まぁ、そんなことに怒る金額でもないので、乗りました。

 これ、娘が面白がって、面白がって。

 いやー、乗ってよかった。もう、人生で二度と乗らないですけど、楽しかったです。

ぼろぼろのバタバタ写真。

3日目:
 セブリゾートおススメの「アイランドピクニック(周辺の島を回ってシュノーケリングするやつ)」を申し込んでいたのですが、波が高く断念。

 初日と同様に、午前と夕方をプール、お昼ご飯と晩御飯をどこかで、というプランにしました。

 お昼は、シューマート(SM)というところに行きました。

 これが、ものすごいでっかいショッピングモール。日本でもちょっと無いくらいでかいです。

こんな感じ。

 そちらのフードコートでいろいろ食べましたが、やはり、これらはちょっと口に合わなかったみたい。私の家族は。悪食の私は当然美味しくいただきました。豚の内臓のから揚げ、美味しかったなぁ。(笑

 夜は、スペイン料理をいただきました。

 フィリピンでのスペイン料理を本場とは言わないと思いますが・・・、本場のパエリヤを始めていただきました。めちゃくちゃ美味しかったです。

4日目:
 さぁ、気を取り直して、アイランドピクニックです。

 セブリゾートの真骨頂(らしい)。だが、ホテルからみるとどうみても波が穏やかには見えません。

 「今日はあるのかな・・・?」とホテルで電話を待ちましたが電話はなし。9時に普通にロビーにお迎えが来てました。

 ホテル傍の港から小さな船を経由して、20人乗り?程度の船へ。そこから海に出て行くのですが、波が相当高い。

乗り替えた船。まだ、波は低いほう。

 船のへさきがしぶきあげる大波を全員でかぶりながら、シュノーケリングポイントを目指します。

 ところが、ポイントでは魚は全くいません。どうやら、天候のせいです。

 場所を変えてお昼の BBQ 場の近くでもぐろうとすると、BBQ 屋さん(?)がボートで漕ぎ出てきて「今日は波が高いからダメだ」とのこと。残念。

 ちょっと早いですが、BBQ 場に上陸して、BBQ をいただきました。まぁ、何事もラッキーに変える川原家はこの BBQ 待ちの時間(通常はそんな時間は無い)に貝殻を拾いまくりました。相当な数。これはかなりの思い出になるはず。時間があってよかった。

 この BBQ も美味しかったですよ。そろそろ、3日目で、諸々食事に食傷気味だったんですが、美味しかった。

BBQ 場の様子。

 帰りにもう少し波が穏やかな場所でシュノーケリングが出来るとのことなので、そこでやらせてもらいました。

 「綺麗な海」には程遠かったですが、それなりにお魚さんが見えました。下の娘はこれまで、このシュノーケリングは年齢的に出来ずに「我慢、我慢」だったので、今回、喜んでもらいました。やっぱり、見れて良かった。連れてきてあげて良かったです。

まだまだ、穏やかな海。

 さぁ、ココから、物語の始まりです。

 港まであと、5km程度だったと思いますが、これが遠い遠い。波が高い高い。

 行きも大波で船はびしょびしょだったのですが、帰りは「ひっくり返る可能性が 10% はあるな」と思うほどの大波。

 証拠に、途中からエンジン部分に波が被ってしまい、それを救い出すのに乗組員2人が専任していました。本来、海の見張り要員なのですが、周りを見て船を出しているのは我々だけ。

 波の様子を見ながら、やや小波の時だけエンジンを吹かすので遅々として進まない。かつ、向かい風、です。船はひっくり返りそうになって上下に揺れているのに進まないから時間ばっかりかかって、乗船メンバは女性から順番にダウンしていきます。

 まず、私の奥様。ついで、同乗の奥様。ついで、同乗の子供達。

 「大波!わーい!面白ーい!!!」と騒いでいるのは私と、私の下の娘だけ、です。私は空気を読んでそうしていましたが、それに乗っかる下の娘は素晴らしい。彼女、本気で凄い精神力です。

 後、2km 程度となったときに、下の娘が呼びます。「パパ、パパ」。振り向くと「お船、壊れているよ」と言うのでそちらを見ると、船の転覆を支える木の棒みたいなものが折れています。かつ、そのタイミングでちょうど大波が来て・・・「メキメキ!!」という轟音と共にその折れた木が完全に船本体から離脱して流されていきます。

 「・・・・ほんまにやばいな」と思いつつ娘と「おお。こわー!」と大歓声。

 そこから何とか、また、1.5km程度進んで残り、あとちょっととなった段階で、岸に向きます。

 そうです。それまでは大波に向かい合っていたのですが、最後だけは、波を横から受けなければなりません。「これはやばいかもな」と思っていたらなんと!ちょうど、係留する舫(?)がある場所(中型船なので、本当の岸には着岸できない)で、エンジンストップ!どうやら、海水が駆動室に流れ込んだことが原因のようです。

 おわわ。

 そうこうするうちに、隣に係留していた船がぐんぐん近づきます。

 バキバキバキ!メリメリメリ!

 船首同士がぶつかって、互いの看板がめくりあわれます。大風、高波の中で。もう、相当生きた心地しませんでしたね。

 5分程度でなんとかエンジンがかかって、後退。港から遠ざかるようにもう1週して、もう一度係留にチャレンジ。その時には操舵もままならず、乗車メンバ全員で旋回方向にあわせて、船の中をいったりきたり。

 今度は上手くいったのですがこの大波のため、小船(ボート)が来ません。待つこと、10分。やっとボートが来て乗り換え。

 ところが今度はボートが接岸できないので、胸くらいの深さの海で降ろされて、後は歩きます。大波なので、もちろん、都度、おぼれかけます。(笑

 当然のように持っていたお財布も何もかもびしょびしょになりましたが、なんとか岸に到着。全員(10名+ガイド)が無事。ああ良かった。生きるって幸せ。

 それにしても、船首がめくりあがっていく最中に下の娘が「パパ、お船、どんどん壊れていくね」と楽しそうに言っていたことが心に残ります。ほんとに、凄いやつだ。

 悪い記憶を消すために、ホテルに到着後、プールに行きました。そこで、思いっきり遊びましたよ。また。

 夜は、初日に気に入った ゴールデンカウリーへ。このマリーナモールで、娘用にウクレレ購入。120ペソ。200円。娘おおはしゃぎのお土産です。

ぐったり寝る娘と、帰国準備。

5日目:
 4時起床で帰国準備開始。

お外は真っ暗。と言うか綺麗な朝焼け。(写真はぼけてる)

 帰りは特段イベント無く、帰国。

ああ、楽しかった。んで、今日からまた、全力で日々を生きます。頑張ります。よろしくです。