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2009-11-13 社長blog
SYM が歴史の幕を閉じました
昨日、最後の SYM でした。
Sukinakoto Yarimakuru Morning ということで受託開発から離れて、自由なことをする時間として2007.5 に発足しましたが、2年ちょっとでその試み終了です。
SYM は朝8時から始まります。まず、8-9時で全員で会議(検討会)、その後9-12時で開発(というか会議は解散して何をしても良い時間)です。ただ、9-12時は次第に受託開発に追われ、当初の2-3ヶ月以外は殆ど8-9時の時間だけとなっていました。SYM の意図は以下でした。
アカデミックな雰囲気の醸成(大学の輪講みたいなものをイメージしていました)
もちろん、そこからソリューションを生み出せればいいなぁと思っていましたが、どちらかと言うとそれは2の次。
そのうち、SYM の会議の時間帯の趣旨は以下でした。 全員の技術交流(SE/PG って意外と”隣の人が何をしているか知らない” ので)
全員の興味対象の把握/交流の促進
“会議を開催すること”の練習
(議長は題目により輪番で回ってきます)
週に1度程度は8時から強制的に働いて、体調を維持
↑疲れて早く帰ったりするだろうという意図も込みです
ただ、会議でも話をしたのですが、私が「モーレツ」と「アカデミック」の二兎を追い過ぎました。こんなに忙しいのに、8時出社はなかろう、と。やはり、「無理を強いる」ことが全体的に社内の雰囲気に影響していたようです。
こんなことが分かるまでに2年かかりました。
すみません。>皆さん
ただ、ベースとなる「志向すべき場所」に変化は無いので、「めちゃくちゃ無理をしてそこを目指す」会社から、「ちょっとのんびりそこを目指す」会社になったという事で、ご理解下さい。
目指す方向を変えるつもりは全く無いので(笑)。