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2008-1-20 自由人blog
「ガソリン値下げは温暖化助長」論に関して
先日来、民主党がガソリン税を下げましょうと声高に言っています。
ガソリン価格が高くなって国民がその価格に注目している時期に合わせて言っていますね。税制の改革は OK なのですが、だからといってまずはガソリンから・・・というのはあまり賛成できませんねぇ。
表題の発言は昨日、高村外相の発言です。
私も同じと思います。洞爺湖サミットでどうこうというのはあまり賛同できませんが。
#じゃ、サミットが無かったらかまわんのかい!と思ってしまいます。
もはやはっきりしていることはこの100年間の資源浪費型生活環境の変化を継続していっては地球は持たないということではないでしょうか。現在の資源争奪戦を見ても皆薄々は気づいているのですよね。根底にその共通認識があるので、投機的な資源獲得競争も自然熱くなっていると思います。
私は市民の足としての自動車は無くなればよいと思います。輸送手段としての車は必要だと思いますが。私も車を持っていますし、乗ります。それでも今後の社会のことを思うと車は不要だと思いますね。
民主党は「国民の生活の味方です」という発言をしているのですから、その発露となる政策はガソリン消費を奨励するようなガソリン税の引き下げではなく、「車が無くても(使わなくても)幸せだと思える社会の建設」につながる提案をすべきだと思います。
もっと言うと、現状ですごく幸せだと思える社会ですね。毎日高価な食べ物をいただくにはお金が必要ですが、きれいな衣服、たくさんの装飾物を身につけるにはお金が必要ですが、それは無くても幸せだと思えればよいのですよね。そして、そうなることは可能だと思うのですが・・・・いかがでしょうか。
たとえば車の話です。
私ならこの時点で作る政策は「手を上げられたら停車して乗せてあげなくてはならない法案」ですね。ヒッチハイクに法的強制力を持たせてしまうわけです。こうなれば絶対こんなに車は要りません。一人で移動している限り手を上げている人を見かけたら乗せなければならない・・・となれば誰も車で出かける人は居ませんよね?
もしこの法案が成立して見知らぬ人を気軽に乗せてあげる社会が実現すれば車内の会話も弾みますし、現在叫ばれている都会での孤独問題や、少子化問題も解決します。犯罪が怖ければ「すべての車は位置情報通知システムを搭載しなければならない法案」を作れば良いじゃないですか。そうすれば誰が犯罪を犯しているか直ぐに分かるわけですから。
後付的なふたをする方法はいくらでもありますよ。
まずは法案を通過させましょう。
「手を上げられたら停車して乗せてあげなくてはならない法案」
いいっすよねぇ。日本発の画期的なシステムです。