先日、内藤さんとＷＢＣ世界フライ級タイトルマッチを行った亀田大毅君の態度に対するバッシングが収まりませんね。謝ったのに。

テリーイトーが良い事言ったとか、なべやかんが良い事書いたとかそれはそれでよいんですけど、あまりに追い詰めすぎじゃないですか？謝罪会見の TV を見たわけではないです。謝罪会見は写真で見ました。大毅君の下を向いている様は誰が見たってつき物が落ちた感じじゃないですか。これが一時の事かどうかはわかりませんが、つき物がおちている 18歳に向かって「謝れ、謝れ」の大合唱はいかがでしょうね。

ホンの一年半ほど前にも同じようなことがありましたよね。

そうです、ホリエモンさんです。
持ち上げていた時期もあったのに、ちょっと怪しいと思いながら持ち上げても居たのに・・・事が裏返るとまるでマスコミの方全員が一次被害者であるかのようなバッシング。ほんとに、なにも変わっていませんねぇ。ホリエモンさんを決定的に貶めた方達は「俺がやってやったんだ」的なヒロイズムに酔っているのでしょうか。それとも、時間の経過にしたがって「ちょっとやりすぎたなぁ」と思っているのでしょうか。

私がヒトククリでマスコミと言っているのはいわゆる「顔を持たない人達」です。何を書こうと決して表舞台で個人が特定されない人達。彼らの意見はいつだってヒステリックであるのは十分に理解できます。逆にそうでなければ存在価値がないですから。その他大勢の意見を反映するだけの文書なんて読みたくも無いですからね。

問題はそれらの声を拾って顔を見せながら話す2次伝達者です。2次伝達者はまるで誰かの声を代弁しているかのうようなそぶりで、自分の意志でその対象者をこき下ろします。TV に映っている人ばかりとは限りません。詳しいことは何も知らないのに井戸端会議で嫌悪感をさらけだすおじさんやおばさん達も同じことです。

もう少し皆が物事の本質を考える社会というのは来ないのでしょうかねぇ。

残念ですねぇ。
寂しいですねぇ。