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2007-7-10 自由人blog

海草を使ってバイオエタノール

本日(7月10日)の日経産業新聞の TOP より。

最近、バイオ燃料がえらく取りざたされていますね。京都議定書に参加しないアメリカさんを批判する陣営への皮肉のようなブッシュさんのバイオ燃料推進宣言や、投機資金がどんどん投入されるバイト燃料関連事業、食料を燃料に回す事への批判、全てをひっくるめて懐疑的に見ている私です。
#専門家ではないのに今回もかなり思い切った言い回しですが、お許し下さい。

それこそ、藁みたいに食用可能部位を収穫した後の資源を使って燃料化していかないと本末転倒だろ、と強く思っています。しかし、海草とは。やられました。なんとなく、の直感ですが「あり」じゃないでしょうか。

なにより海であれば「土地」と「水」が要らないですよね。まぁ、「土地」はある程度要りますが、「農業可能な土地」に比較すれば無いに等しい制約のような気がします。そして、「水」が不要。これ、凄く良いと思いません?海水中の塩分が邪魔でうまく燃料化できないそうですが、そもそも海草を効率よく育てることは可能な技術水準だそうです。しかも、ちょっとした試算で国内ガソリン需要の 1/3 を賄うことができるんだそうです。

凄く画期的ですよね!

もちろん、この海草を育てる為に、ブイを作って、刈り取る為に動力を使って海に出て、加工するためプラント作って、電気を使って精製して、みたいな流れですから最終的にどれほど地球環境に貢献するかは分かりませんけど。

全然根拠は無いですが、うまくいって欲しいですね。壮大なロマンはありますよ、確実に。
何が問題点となるのでしょうね。

他にも発想を転換して、海を利用することで解決する問題とか無いのですかね?IDC の発熱問題とか解決しないでしょうかね。どうでしょう。IDC を冷やすためにクーラーを回すのはほんとに「もったいない」気がしているのですが。。。