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2007-3-21 中国物語

中国初日

昨日、杭州に着きました。

まずびっくりしたのは全く日本語が通じないこと。空港くらいは通じるのかと思いきや。全くつうじませんでした。つたない英語で、両替所を聞き、タクシー乗り場を聞いて市内へ。杭州在住の友人が「空港から市内までは 100 元くらい」というアドバイスをくれたのですが、請求金額は 160 元。さっくりぼられておきました。
#空港の Information のお姉さんが紹介してくれたタクシーなのになぁ。こんなところでちょっとがっかり。

夜にこちらの会社さんと会食する予定となっていたので、時間が空きました。有名な西湖をぐるり一周。15km程度だそうで丁度良い時間つぶし&中国人の方観察時間 になりました。杭州は人口130万人程度の1小地方都市なのですが、中国人の観光客は多いらしいです。西湖にいっぱいいた中国人観光客ですが、ほとんどがデジタルカメラ持ち。しかも日本と比較してもそん色ないようなサイズのデジカメです。1割弱くらいの人がデジタルビデオも持っていました。こちらも小さい。かなりの購買力です。

海外では高機能携帯電話は普及していない、とはよく聞いていたのですが、携帯で写真を撮っている人も3割程度はいました。携帯にカメラついているんですね。でも、良く見れば携帯の液晶は非常に小さいです。きっと写真も相当汚いとは思いますが。。。そんなところにこだわるのは日本人だけなのでしょうか。

街で驚いたことは車のアグレッシブさ。人も凄い。
人は横断歩道なんて無くてもがんがん片道2車線の道路を渡りますし、赤信号でもがんがん渡る。逆に車も人が渡っている交差点にぎりぎりの速度で突っ込んできて急ブレーキをかけています。脅かしておいて、どかしているようです。恐ろしい。逆に交通ルールが無茶苦茶なので基本的に車&バイクはゆっくり目で走ります。混んでいるので走れないというのもあるのでしょうけど、一定以上のスピードを出していたら間違いなく毎日交通事故死者が膨大な数にのぼるでしょう。それくらいむちゃくちゃ。私はついて2個目の交差点で早くもバイクのおばちゃんに追突されました。私は青信号を渡っていたつもりなんですけど、彼女は凄い剣幕で怒っていた(と思う。聞き取れませんけどね)。

日本で想像していた通り、中国らしいという点は「空気の汚さ」。古い車と古いバイクのせいだと思いますが、街中は一日中埃っぽいです。壁とか車も全て灰色がかっています。本当に中国の方の環境への意識はまだまだですね。

それでも西湖でくつろぐ中国人を見ているとその余裕はまさに先進国です。いや、欧州というか。

まだまだ、知らなければならないことは多いですが、先ずは中国、実感しました。

本日(2日目)は開発現場を見させていただく計画です。